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切り花を長く持たせるお話
切花は 「水」「栄養」「環境」が整えば、長く美しさを保つ
ことができるのです。
毎日の愛情をこめたお手入れで、切花を少しでも長く楽しみたいですね。
★ 水を毎日とりかえる
花の水は毎日きれいなものに取り替えましょう。
茎の切り口からはアクなどの有機物質が分泌されていて、
水に溶け出します。
これがバクテリアの繁殖原因となり、水を腐らせてしまいます。
花器を洗い、茎の根元を少し切り戻し、茎の表面を洗うことで
水・栄養分が運ばれ、花は長持ちしてくれます。
★ 花を置く場所
花は気温が低いと、水がよごれにくくなります。
花の呼吸がゆっくりになる分、長持ちするのです。
とはいえ、エアコンの前など風があたる場所は花が乾燥して
しまい、痛みやすくなってしまいます。
また、直射日光の当たる場所や、電化製品の上なども
避けた方がよいでしょう。
気温の差が激しい場所を避けると、お花は長持ちしてくれます。
★ 葉の整理
切花がしおれる原因は、切り口から吸い上げる水と
葉から蒸発する水分とのアンバランスです。
余分な葉や咲かないつぼみ傷んでいる茎などを整理して
花やつぼみに水や栄養分をいきわたらせると
お花は長持ちしてくれるのです。 |
★ 水の量
水はたっぷり入れてあげましょう。
給水スポンジに生けたアレンジメントにも、水を補給し
こまめに霧吹きで霧を吹いてあげましょう。
しかし、ガーベラやチューリップ アイリス グラジオラス
などは、吸水性が良すぎて早く咲き終わってしまうので
水の量を少なめにしましょう。
★ 水を清潔にする
塩素系漂白剤
水5?に対してキャップ1/2杯をいれると
バクテリアの繁殖を防ぐことができます
十円玉
1?の水に十円玉を2〜3枚いれると
銅のイオン効果で水を殺菌できます

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